夏休みを利用して、我々の「まぐるん」ちゃんはどうしているかと様子を見に、恐山、大間埼、仏ヶ浦などがある青森県の下北半島に行ってきました。
下北半島は、東京からでも新幹線、車を乗り継いで5時間ぐらいかかります。
北海道は行ったことがあるけど、本州では福島より北は行ったことがないけど、という人もたくさんいるでしょう。
そういう意味では、青森県自体、「秘境」なんだと思います。
実は、行きにくい場所こそ、隠れたいい場所がある。
もし日本の秘境に興味を持ちましたら、「日本の秘境100選」のようなものもあるようで、そちらを参考に日本各地の秘境を巡ってみてはどうでしょうか。
そして、さらにおすすめしたいのは、日本各地にある昭和レトロな「民宿」です。
その中でも「漁師宿」と呼ばれる、地元の漁師さんが経営している民宿は特におすすめしておきます。
なぜなら、地元で獲れた新鮮な魚介類を宿泊者に提供してくれるから。
北海道せたな町の民宿では、生け簀まで備え付けてありました。
さて、今回、下北半島でも佐井村にある民宿にお世話になりました。
「仏ヶ浦」のある佐井村はウニ(主にムラサキウニ)で有名で、4月から8月にかけてその時期になります。
なかなか行くのが大変ですが、僕が泊まった民宿では、地元の食材を使った民宿の女将さんの手料理とともに、ヒラメの刺身とウニ丼(写真)まで出していただきました。
それでも、1万円にはるかに届かない値段で宿泊でき、何か申し訳なくなったぐらいです。
民宿によっては、トイレ、お風呂は共同。バスタオルは持参などの条件は付きますが、これほど美味しいものを食べられるなら、僕自身は大満足です。
民宿の女将さんの身の上話も聞くことができました。
全国各地に、漁師宿を含む民宿がまだまだあります。農家さんが営んでいる場合もあります。
各地の自治体が運営している観光ページに「宿泊」のページがあります。そこをみると地元の民宿を載せています。
有名な観光地に行き、ホテルに宿泊、もいいですが、日本各地の「秘境」を巡りつつ、民宿で地元の人、地元の料理とも触れ合う旅もたまにはいかがでしょうか。(代表 吉田幸司)