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市民風車とは

2001年9月、オホーツク海に面した北海道・浜頓別町に1本の風車が誕生しました。
町内の小学生に「はまかぜ」ちゃんと名づけられたこの風車は、建設費用2億円のうち約8割が市民からの出資と、「NPO法人北海道グリーンファンド」に集まったお金(※1)とでまかなわれた、日本で初めての「市民風車」です。「はまかぜ」ちゃんは「原発や化石燃料にばかり頼らずに、自然エネルギーで電気をつくりたい」「自分たちで使う電気は自分たちでつくりたい」…そんな思いを共にする人たちがお金を出し合って建設されました。

これまで日本では、企業や自治体が中心となって風車の建設を担ってきました。それに比べ、風力発電の先進地ドイツやデンマークでは「市民風車」が多く建設されています。デンマークでは2000年12月にコペンハーゲン沖合に、8千名を超える市民の出資により、ミドルグルンデン洋上風力発電所(※2)が建設されるなど、国内の風車の約8割が個人や協同組合などによる「市民風車」です。
欧州を中心とした風力発電の著しい成長もこの「市民風車」が礎をなしてきたともいえます。


日本でも 「はまかぜ」ちゃんに続けと2003年から2006年までに北海道、青森、秋田そして千葉、茨城において、「市民風車」が次々に誕生し、2010年12月末現在で、計12基(定格出力計17770kW)になりました。ここ数年でぐんと広がりを見せる「市民風車」、出資に参加した市民は延べ3800名を越えています。

※1. 自然エネルギー普及のために、市民が電気料金の5%を寄付する基金(グリーン電気料金制度)
※2. 合計定格出力40,000kW(2,000kW×20基)。うち50%はコペンハーゲン市所有

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